じどう化とか

ロボット、IoT、AIとか

複数のUSBカメラで設備デバッグをする方法

 今回は安価なUSBカメラを複数台利用して、デバッグでの設備の監視状態を構築します。パソコン1台から複数のUSBカメラを接続し、1つの動画にまとめます。

 

私が困っていたのは

  • デバッグする際にビデオカメラで撮影して、パソコンに取り込んで見ている・・・うちにビデオカメラのバッテリーが切れる。いちいちSDカードを取り出したりが面倒!
    →USBカメラなら給電不要!そのまま取り込み!
  • 複数のカメラを使っているが時間の同期がいちいち大変
    →OBSを録画ソフトとして使うことで複数カメラを一括で動画化
  • そもそもカメラを買ってくれない!
    →比較的安価なUSBカメラなら・・・

 設備デバッグの効率化は設計工数に大きくかかわってくるので、本当はお金をかけたいものです。

全体の流れ

  1. USBカメラを接続
  2. OBSをインストール
  3. OBSで録画環境を構築
  4. 録画開始

USBカメラを接続

 特に工夫なく接続しました。最近はUSBカメラとして利用できるデジカメや一眼レフもあります。

OBSをインストール

 今回は動画配信ソフトのOBSを利用します。動画配信のソフトですが録画利用もできます。

 YouTubeやTVなどで動画上に動画が出ているワイプを見たことあると思います。ワイプでの録画をOBSでは行えます。設備の監視カメラの画面を複数個並べて1つの録画を行います。

 以下リンクからダウンロードしてインストールしました。

obsproject.com

OBSで録画環境を構築

 USBなどの取り込み設定は以下のリンクを参考に行いました。画面を右クリックで追加で選び設定するだけでした。

f:id:automationTAROU:20210213143708p:plain

OBSの様子

onogenki.com

 

録画開始

 右下のボタンで録画開始。設定画面で指定されたフォルダに動画ができています。

 そのうちタッチパネルの画面をHDMIで出力してUSB変換し、取り込めるか試してみたいと思います。