今回は安価なUSBカメラを複数台利用して、デバッグでの設備の監視状態を構築します。パソコン1台から複数のUSBカメラを接続し、1つの動画にまとめます。
私が困っていたのは
- デバッグする際にビデオカメラで撮影して、パソコンに取り込んで見ている・・・うちにビデオカメラのバッテリーが切れる。いちいちSDカードを取り出したりが面倒!
→USBカメラなら給電不要!そのまま取り込み! - 複数のカメラを使っているが時間の同期がいちいち大変
→OBSを録画ソフトとして使うことで複数カメラを一括で動画化 - そもそもカメラを買ってくれない!
→比較的安価なUSBカメラなら・・・
設備デバッグの効率化は設計工数に大きくかかわってくるので、本当はお金をかけたいものです。
全体の流れ
- USBカメラを接続
- OBSをインストール
- OBSで録画環境を構築
- 録画開始
USBカメラを接続
特に工夫なく接続しました。最近はUSBカメラとして利用できるデジカメや一眼レフもあります。
OBSをインストール
今回は動画配信ソフトのOBSを利用します。動画配信のソフトですが録画利用もできます。
YouTubeやTVなどで動画上に動画が出ているワイプを見たことあると思います。ワイプでの録画をOBSでは行えます。設備の監視カメラの画面を複数個並べて1つの録画を行います。
以下リンクからダウンロードしてインストールしました。
OBSで録画環境を構築
USBなどの取り込み設定は以下のリンクを参考に行いました。画面を右クリックで追加で選び設定するだけでした。
録画開始
右下のボタンで録画開始。設定画面で指定されたフォルダに動画ができています。
そのうちタッチパネルの画面をHDMIで出力してUSB変換し、取り込めるか試してみたいと思います。